《HOME》
 雑 記 或ルイハ 覚 書 ノヨウナモノ 

040625-3 『段々うっとりしてきました』

 新OP・EDが気に入って、馬鹿みたいに繰り返し見ています。
 OPは絵がとてもきれいなことが嬉しくて、しかも八戒さんクローズアップが多くて、ワタクシの中では既に『八戒プロモ』として位置付けられているくらいです。紅劾児の放つ炎(炎獄鬼)の上に落ちて行く悟空も意味深でいいです。
 絵が美しい分動きが少なくその分CG効果で見せる感じ、ズームアウトのタイミング(どう言えばいいんだろ、「ぐーん、ぐーーん」って感じに引いて行く、その「ぐーん」具合)とか画面切り替えが気持ちいいです。リロとガンロック含めて、今回のOPが一番テンポよく楽しめるように感じます。
 EDが、実は正視出来ないでいます。マデン時代から変わらぬ美麗原作絵ギャラリー後半、『白の呪文』のサビの場面で純白イメージの彼ら四人のドアップが次々映るのです。
 テレビの画面イッパイイッパイに、微笑む白八戒がゆっくりとズームアップされて行く。
 む、胸がどきどきしちゃったんですよ、ゆんべ。今日何回見直しても『ひゃっ』どきどき。なんですよ。三蔵の睨み付けドアップにも照れて顔が笑っちゃうんだけど、八戒さんドアップはもう、何かダメな感じ。
 ……物凄く今更なんですが、この男のこと、す、好きみたいです

040625-2 『追加でめもめも』

・そういえば原作ザクロの回のラストに出てきた九州弁(?)のグラサン兄ちゃんはどうなったんだろう?

040625 『ガンロック第13話感想』

めもめも
・来週のガンロックは時間変更7/1(木)の26時=7/2(金)深夜2時(多分)開始。タイマーにはお気をつけて。
・13話よりOP画像、ED曲変更。OPがものごっつ八戒さんクローズアップに見えるのは気の所為か?
・ヘイゼル登場の場面の絵がめっさきれいで音楽も荘厳でした。
・その後の三蔵達の絵が対極でした。
・でもさんぞの顎細かったし、きれ可愛い顔もあったし、あのデフォルメの癖は嫌いじゃないかも(超個人的な好み)。
・原作のヘイゼルのメダルは六芒星で、アニメヘイゼルのは四つの百合の花。
・ヘイゼルの関西弁に「うわあ」と思った。ワタクシ十年大阪で暮らしまして、関西人が「東京のうどんなんか真っ黒で食われへんー」と言うのを聞くにつれケッと笑っていたのですが、実際関東に戻って「東京のうどん」を食ったら醤油色がまさしく「真っ黒」に感じられておののいたことがありました。東京のうどんのツユは飲むものじゃないと割り切るまでが辛かった。で。関西人が、他地方人の使う関西弁(主にドラマで使われるコテコテ大阪弁)のイントネーションが生理的に受け付けられないで、海老ぞったり鳥肌立てたりするのも知ってるんですが、それも「だからって、他地方人が大阪弁使うのをそんなに嫌がることもないじゃないか」と思ってました。あああそれなのに。ヘイゼルの関西弁聞いてるうちに首が90度傾げた。嫌う訳じゃない。何故関西弁なのだと疑問に思う。「西から来た」からか。あああああ「おおきに」の四文字くらいは通りすがりの関西人をひっつかまえてでも習った方がよかったと思うよ。なんかもうガンロック見ながら始終脳裏に「あああああ」って呻きが文字で浮かんだ。古印体フォントで。
・なんだかんだで今回のお話は原作よりもアニメの方が判り易かったように思う。作りが親切つか。
・なんだかんだでアニメは原作を追い越しちゃったみたいだった。
・なんだかんだでゼロサム8月号で追い付くだろうとは思うんだけど、リロがちゃんと掲載されるのか不安。
・なんだかんだでヘイゼルは受だと思うんだけどガトーも受だと思います。
・記憶に新しい10話『snowdrop』の妖怪と人間の共存する夢が破れたヤクモのお話と、妖怪を殺し尽くした人間だけの世界を目指すヘイゼルのお話が関連付けられるのかと思うと、かなり興味深いです。面白い。
・ただ、それと三蔵達がどう絡むのかが気がかり。snowdropは苦しみながら生きたヤクモが主役で、三蔵達はその人生の最後に触れて某かの思いを受け継ぐ役だった(と思う)。ヘイゼルは果たして?
・……今回のアニメシナリオにミネクラさんが関わったのか、原作にぴ●ろのシナリオを組み込んだのか、どっちなん?
 作画: きれいだけどムラ有り。演出: 細やかに見せ場が続いて楽しかった。動き: ……ヘイゼル達の登場している戦闘場面はきれいだったんじゃないかと思うんだけど……

 キッズステーションの再放送マデンをタマに見てます。うん、好きだ。楽しい。25日は『生者への賛歌』放映。かなんへの手向けに読経する三蔵は、最遊記アニメ(マデン、映画、リロ、ガロ併せて)中で屈指の名場面だと思います。

040618 『ガンロック第12話感想』

 深い森の中に建つ古びた館。ひび割れたマスク、手足や指の欠損したボディを持つ人形達が、悟浄、八戒、悟空達を襲う ─── !!
 ……12話は、ガンロックの『深夜枠』を最高に活かしたお話だったように思います。いや、『深夜枠』つか『草木も眠る丑三つ時』と言った方が正確かもしれません。
 怖い。怖すぎるよ壊れた人形。清一色のからくり人形が集団で登場しちゃったよ(涙)。夏? 夏だからなの?
 ホーンテッドマンション的明るい怖さではなく、純和風お化け屋敷の薄気味悪い怖さを感じる画面で、きれいだったり可愛かったりの美画像と、崩れた画像が激しくムラに入り乱れ。動きは独特なデフォルメしつつもあんまり効果感じられなかったよーな。うーん、微妙。
 内容。人形師の父親から疎まれていると感じた息子が、自分が美しい人形でないから父から愛されないのだと絶望して自殺。その亡霊が、父親が特に丹誠した人形に取り憑き、父を殺害。『美しければ愛された筈なのだ』との怨念から、亡霊は美貌の男を人形師の館に引き寄せては、『貌』を奪い続けていた。だが実は、愛情表現の下手父親は息子をこよなく愛し、不器用ながらも愛情を伝えるために息子そっくりな貌を持つ人形を作っていた。擦れ違いから息子を自殺させてしまったと、父親は人形を全て破壊しようとし、息子の亡霊の取り憑いた、息子と同じ貌を持つ人形に殺害される。
 三蔵の貌を奪おうとした亡霊は一行の逆襲に敗れ、他人から奪った『美貌』の皮を剥ぎ取られて息子を象った人形の素顔に戻り、殺害してしまった父の真情を漸く理解し、その父を手に掛けてしまった自分に絶望して消滅した。



 救いがねえ………



 ガンロックには『昇霊銃』の設定は無いようだなーとは思ってたんですが。しょっちゅう紛失するらしいから経文もあんまり活用してないようだなーーとも思ってたんですが。でもクソ坊主様は子どもの霊をわざわざ絶望の淵に落としてから消滅させるなんてこたー、流石にしないと思うですよ。魂を昇天させるならともかく、取り返しの付かない過去を掘り起こして亡霊に父親の愛を知らせるとか、そんな面倒くさいことしないんじゃないかなあ?
 三蔵はちょこちょこ可愛い顔ありました。亡霊に操られてぼーっとしてる表情とか、うっかりさんっぽくてよかったかも。悟空も可愛い顔率が高かったような気がします。悟浄がガニ股短足だったのは、ちょっと頂けません。悲しかったです。八戒さんの糸目がマシに思えるくらいに、悟浄のガニ股オヤジ歩きは、悲しかったです。
 ……ガンロックはどこまで行ってしまうのでしょう。不安に思いつつもDVD販売決定おめでとう。
 次週より、本誌登場中の新キャラ登場。原作の進み具合考えるとアニメがネタバレになる可能性もアリ。ああ、鋼みたいにアニメのエンディングは原作から離れたオリジナルって可能性もあるのかな? 経文やニィ・健一の謎をアニメでしっかり描いてくれるのならば、オリジナル展開も歓迎☆な気分。

 それにしても。今回のお話夕方放映だったら、小さい子夜トイレに行けなくてちびっちゃったかもしれない。壊れた人形はともかく、木からぶらーんとぶら下がる子どもの縊死死体とかって……。ヘテロセックス描写はナシ、キスまで、ヤロウの上半身ヌードおっけ、四つん這い少女のバックショット尻アップおっけ、子ども死体おっけ。テレ東のアニメの規制基準ってわっかんないなあ……。

040611 『ガンロック第11話 「八戒の家出!?」の巻』

 風邪で倒れた八戒先生、一行に部屋を散らかさないようにと苦しい息で伝えます。
「悟浄、約束しましたからね」
 お約束を破った一行には、八戒先生のオソロシイ呪いがかけられてしまったのです……
 要約そんなに間違えてないと思う(笑) お菓子を食べた後のゴミや飲みかけのジュース缶、積み重なる雑誌、脱ぎ捨てた服に吸い殻の詰まった灰皿……。病の癒えた八戒先生はその汚部屋の惨状を見て『家出』をしてしまいます。多少の仕込みを置き土産に。
 カードを取り上げたのはお仕置きだと思える。しかし、お茶筒の中身をひじきに、悟浄と三蔵の煙草をシガレットチョコにすり替えたりは、八戒先生の嫌がらせ混じりの挑戦状だったと思います(爽) 折角の家出ですもの。簡単に「悪かった、さっさと帰ってこい」なんて言わせてしまっては面白くありません。反省を促しつつも、煽って怒らせ意地を張らせるようにし向け、簡単に謝罪の言葉を出させないようにしたのです。意地っ張りな彼らがどんどん困窮して行き、どん底まで落ちて、地べたに這い蹲らせ屈辱感にまみれながら「八戒さん戻って来てください」と言わせる為の罠だったと思うのです。八戒先生ですもの、願い、乞われてから皆の元へご降臨なさる予定だったのではないかと思います。
「うふ。みんな頑張ってくださいね。次に逢う時を楽しみにしてますよ」
 なんて感じのことを思っていたに違いない、自分の仕事の手際を思い返しながらのティータイム、さぞかし蜜の味だったことでしょう(ビデオ見返して、八戒先生のテーブル脇でのんびりうずくまるにゃんこの姿に笑いました)。
 始終静かに微笑んでいた八戒さんのお姿に、面に現れぬ深い闇をありありと感じました。流石です。八戒さんは黒くてなんぼ。
 今回のお話は絵がきれいで原作の小ネタ多用で、『最遊記』『最遊記リロード』抜粋編と思うととても楽しく面白く見られました。絵は原作の「あ、あの場面の顔だ」と判るくらいに原作に忠実(笑)、連中の行動も原作に乗っ取ったもので、「オリジナル?」とちと思わなくもないものの、不安感無く見られました。三蔵が法衣を脱いで床に落としっぱなし、ゴミの山で経文紛失日常茶飯事な所は「さんちゃんはしないぞー」と思いましたが、三蔵と悟浄、悟浄と悟空のやり取りが「らしさ」があってよかった。八戒に謝って戻って貰おうと言う悟空に悟浄が、
「いつも俺、謝ってんじゃんよオ!」
 もうここで吹き出しました。そう、悟浄は謝ってそう。謝らなきゃならないことも沢山してそうだけど、三蔵の分まで謝り倒して許して貰ってるのが悟浄。悟浄の強気になりきれない性格、一行の中のポジションを的確に表していたと思います。それに対する悟空のツッコミ、
「だって悟浄、いつも口ばっかじゃん!」
 子どもって正直で残酷☆
 無銭飲食の代わりのただ働き中の悟浄を無視して目を背けた八戒の表情や、それを見た瞬間の悟浄の怒りも、仲良しさんっぷりが滲んでいたと思う。三蔵を無視する八戒に、メンチ切った挙げ句に必殺無視返しする三蔵の負けず嫌いも、裏に愛が潜んでいたとしか見えない仲良しっぷり(笑) 口論する三蔵悟浄を止めたくて八戒に助けを求める悟空が、可愛らしい末っ子体質の体現って感じで、こりゃ八戒先生も許しちゃうよなーなんて。
 じゃれ合いと意地の張り合いの騒々しさが旅の途中の長閑な一日っぽくて、そこが嬉しかったです。楽しそうな連中を見られて幸せ。11話、絵がきれいだったこともあって、とても好きです。
 作画: きれい(……むしろトレス?)、演出: とても楽しい! 悟浄のウェイター姿、三蔵悟空のエプロン姿など、萌え需要バリバリ意識。これからも意識してくださいみたいな!
 見所その1, 皿洗い場面の三蔵がエプロンの下生足だった。(多分塗り間違い)
 見所その2, 八戒先生の朗らかな高笑い。本当に朗らかに楽しそうに笑っていた。怖かった。次の瞬間何が起こっても不思議じゃない感じがした。口から放射能でも吐くんじゃないかと、本気で覚悟した……
 次回オリジナル「からくりの館」。行方不明になった三蔵を追ってたどり着いた謎の館。そこにはきれいな顔の男に執着するヘンタイさんがいた…。三蔵様受難? 緊縛期待!

040604 『ガンロック第10話感想』

 美作画の第十話『snow drop』感想でございます。リロードの頃のような『原作に忠実な』作画とお話作り、シリアスなヤクモのお話は、不安定な要素のナイ今回のような作り方が宜しいのではないかと思います。
 乱れのない作画で、苦しみながら子ども達に笑顔を見せるヤクモを描いて貰えてよかったです。マデン、リロ、ガロと通して、どんなに作画の乱れているお話でも、何故か子どもの顔は常に可愛いのですが、今回の妖怪の子等もまた、小っちゃくてまるまっちくて可愛かったです。それがまた悲しい。真っ白な雪と昼間の明るい空気、見上げた天から落ちてくる雪、どれもきれいでした。
「満足満足」
 というには、悲し過ぎて。でも、原作既読で悲しさときれいさの印象の強いこのお話を、「期待」外さず作ってくれてぴえろさんありがとう、です。
 リロの夕方枠では制限があるのかもしれないと思われた、同胞殺し、子ども殺し、人喰いなどのお話でしたが、深夜枠でも、グロテスクな描写は目立たせぬように気を配られていたように思います。流血の色が抑えられていたり、殆ど黒に近かったり、ヤクモが人間を襲う場面は音だけだったり。運命の残酷さをグログロしく描く流血アニメも個人的に好んで見ているのですが、残虐性を抑えた、ぴえろの『snow drop』も、とても好感を感じました。 しんしんと降り続ける雪の静けさのような、そんなガロsnow drop。朝の光の中で悟空に見せた笑顔が、胸に焼き付きました。

 次週はオリジナル。『八戒の家出!?』。来た来た来たっ!(期待満々(笑) 絵はそこそこ? にガロ。予告編の八戒さんの「置き手紙」白竜に託したメッセージ(ホワイトボードに残されてました)の、

『反省するまで帰りません 八戒』

 …という文章の文字の乱れに、八戒先生のお怒り具合が滲みまくってます。ドカンとやらかしてくださるのではないかと、今から期待で鼻息が荒くなってます。

040528 『ガンロック第9話感想』

 第9話感想でございます。次週の第10話はヤクモのsnow drop、絵が美麗なご様子でございます。
 ……ええと。
 9話はガンロックオリジナル、単独行動中の三蔵が経文を狙う李厘に襲われるお話。李厘の急襲に崖から落ちる三蔵、落下最中に経文を紛失。紛失ではなく三蔵が経文を隠したと思い込んだ李厘と、怪我の出血を堪える三蔵との対峙は持久戦に。狙撃してこない三蔵に対し、弾切れなのだろうとせせら笑う李厘。弾があるかどうか試すかと凄む三蔵。抑え切れぬ出血に体力が落ちて行く三蔵に、何時まで保つのだと言葉責めする李厘。更に、悟空達が中々助けに現れないことを「冷たいなあ。おいらのお兄ちゃんとは大違い」と笑う。
「(あいつらが来ないから)それで苛立ってるんだろう?」
 図星突かれた三蔵がキレて李厘を狙撃。マトリックスな感じに弾丸を避けた李厘が三蔵に飛びかかるものの、拳銃の銃把で殴りつけられ倒れる。三蔵の撃ったのは最後に残った一発だった。銃声を聞きつけた悟空達の声が近付き、気絶した李厘を前に三蔵は漸く一息つく。
 ……です。
 作画: マデン。演出: ……?(苦)。動き: 李厘ちゃんの四つん這い姿のバックショットの腰がぐっと揺れる所だけ絶妙な気がした。
・さんぞが横にごつかった。悟浄がすんごく足短かった。後ろ姿のごじょは頭がおっきかった。八戒さんが糸目になってた。八戒さんの細腰設定はどこにもなかったすんげくごっつい腰と腿だった。さんぞが折角諸肌脱いだのに、今ひとつ色気むんむんにならなかった勿体ない勿体ない勿体ない……!
・単独行動は慎め設定はどこかに蒸発してしまった模様。
・李厘ちゃんのキャラクタが微妙に別人だったり、乳が揺れなかったりなあたりで違和感が。李厘ちゃんは「こんなちっこい子が今から巨乳で、お兄ちゃん守ってあげなきゃタイヘン!」という妹萌え属性が必須だと思う。今回は守ってあげなきゃ欲求をかき立てなかったので残念。でも四つん這いバックショットはかなりイケて(以下省略)。
・合間に入ったガンロック6話の美麗画像との差が少し痛々しかったような。過去の絵と今回の絵とで交互に爪が伸びたり縮んだりするのに気抜け笑い。繋げよーよ。繋げる努力しよーよ。
・悟空は最初から離れないでひっつき虫のように三蔵にくっついているがよいと思いました。
・李厘ちゃんの言葉責めで、悟空達が中々来ないから苛立ってるのだろうと指摘されたさんちゃんが可愛かったです。図星です図星。李厘ちゃん攻×さんぞ受でした。
・李厘に攻められ受け受けしさ満開な三蔵。李厘に銃口を向けながら諸肌脱ぎ、アンダーを噛み破って脇腹の傷に巻いて行く三蔵。色気漂う筈が何故? 肩幅に問題アリと見た。

 第9話はまた原作読み込んでない方の書いたお話なのかしらと思いつつ、鬼畜美少女攻×23歳坊主受という新たな分野を開拓した意欲作なのかもしれないと思った。そう思わせてくれと思っ……(ぐいと拳で涙を拭いたり)
 次週の美麗絵ガンロックを楽しみに待ちたいと思います。

 ゼロサム。原作はカラー扉、本文12ページ。トーン有り、背景無し。6/24放映ガンロック13話より、先月から原作登場の新キャラの活躍があるそうです。

040521-3 『お疲れさまでした好きでした惚れてます』

 リンクページより53サイト skyscraper様 削除。
 最後の最後にトップ掲載のssが、こちら様で今まで繰り広げられてきた悟浄と三蔵の関係の中、罵り合いながらふたりが最後まで口にしなかった言葉、伝えなかった想いを形に取られたような気がして。泣き笑い。
 全てのページの撤去は夏頃をご予定となさっているそうです。それまでにどうぞ。

040521-2 『書き忘れ』

 8話で一番違和感あったのが、ごじょさんが「YADO」に女性連れ込んでたこと。ごじょさんは女の残り香くらいなら連中の元に持ち帰るだろうけど、悟空達もいる宿で女とせっくすしないんじゃないかなーって。個人的などりーむかもしれませんが。

040521 『ガンロック第8「紅い髪の女」話感想』

『次回の最遊記は大人の最遊記。アダルトな雰囲気でお送り致します』
 先週の八戒さんの予告を信じていた良い子のボク。多くは語らず。ただ言いたい。
 深夜っつー時間を活かすつもりはなかとですかー?

 作画: …マデン並かな?、動き: …マデン並かな?、テンポ: そこそこかな? いや、マデンのテンポはリロガロ程は間延びしてはいなかったような気もするし、やっぱマデン並かな?
 『オトナ』と予告されていた部分は、悟浄と女性とが一夜を過ごしたこと、女性が自分の男を捨て切ることが出来ず「ひとりで生きて行けるほど強くない」などの台詞があったあたりから来たことか…? ノーマルな関係が描かれることについては、カプ妄想持ちの腐女子的には微妙な気持ちはあれども、どーせやってしまうのならばうんとうんと色っぽくきわどい描写にして頂いた方が、思い切りついたり、「これなら許せる」という気持ちになったりするかなーとか思いました。所謂“朝ちゅん”を今の時代に見ることになるとは思わなかったよ。
 ごじょんと女性のちゅー寸前のタメのタイミングとか。その次には朝とか。女性と過ごした場面は回想にちらりん、終わった後のことだけだとか。罠が落とし穴だとか。あの木の蓋といい、落とし穴がボットン便所にしか見えなかったとか。悟浄ボットンに落ちるのかよ!? とか。妖怪までうっかり落ちるのは流石にありえないだろ、笑う所なのかとか。その割にはあの深さの孔に落ちる図が「うわ、こりゃペチャンコだわ…」と思わせるものだったとか。
 「コレ本当に現代日本向けのアニメ?」という気がした。
 あのボットン便所落とし穴は、ちょっと中々発想に出て来ないような気がするとか。女性の酔っぱらいっぷりが冬ソナのヒロインと似通った唐突さだとか。オイル切れライターの擦り方がちゃかちゃか忙しなさ過ぎてどうにも貧乏臭いイラチ(関西弁の苛立たしがり屋)の仕草に感じられて、煙草も小道具のひとつの現代アニメの演出の定石からは違和感だったとか。その後火を差し出した女性の台詞が「マッチは嫌い?」で、マッチの香りはガスやオイルの香りよりも好む人の方が多いんじゃないかなーと個人的に感じているとか。あれれ、もしかしたら三蔵一行の止まった宿の看板が『 Y A D O 』だったのって、もしかしたらギャグじゃなくて大まじめだったのか!?!? ……とか。
 演出の端々に違和感がバリバリ有り捲りで戸惑ってます。八戒さんの「アダルト」という言葉に騙された悔しさからそう見えるのかもしれませんが。

 今週の見所(というか聞き所)
「言い訳の出来ない環境っていいですね(爽)」
「さあ、悟浄はお人好しの所がありますから…(爽)」
 八戒さんの悟浄への愛溢れる台詞に、涙しました。
 次週、予告編のさんぞの顎がゴツかった。お話はオリジナルっぽいです。限りなくマデンに近付いて来たような気が致します。

040514 『ガンロック第7話感想』

 ビデオセット忘れてリアルタイムで後半のみ視聴です。
 作画: きれい、動き: 普通? テンポ: 普通? お笑い: キタキタキタキタァ!
 見逃しの前半部分は不確かなものの、旅の最中の三蔵様ご一行が寂れた村の一軒の宿に泊まり、宿の主人に退屈しのぎに双六ゲームを勧められる。ところがそれは呪いの双六だった。賽子を振ると各々が決めた駒が勝手に盤上を進み出し、止まったコマの文字を読み上げる。すると読み上げた内容の通りの運勢が賽を振った者に降りかかる ───

『森の妖精さんになってひとやすみ』

 ささささんぞう、学芸会の木の役の人になってました。どーんとまっすぐ延びて木の幹の真ん中に顔出して、頭上にわさわざ緑が茂る。がんろっくもオリジナルはやはりお笑い路線突っ走りです。第一話の熊に追いかけられる悟浄を見た時に判り切っていたことでしたが、やはりやはりやはり……! 絵がきれいなだけに中々の見物でした木の役の三蔵。
 三蔵が! きれいで細くて凶悪で下唇がエロくて偉そうで、それでいてキングオブ受様な三蔵が!

 木!

 妖精さんっつたら薄物が定番だろうに! パックとかティンカーベルみたいな肩から斜めに薄物ひらひらのミニスカ状態が定石でしょう!! 折角の深夜枠なんだから何やったってヘーキなのに勿体ないことを!!
 真夜中テレビの前で呻きました、木の三蔵を見て。何故ミニスカにしてくれなかったのかと。

 10年以上前の映画でありましたな、『ジュマンジ』ってのが。あれも中々ハードな世界でしたが、ガンロックの双六も双頭の巨大虎に襲われたり酒の雨が降ったりといろいろ。「優しくされる」というコマに止まった八戒さん、画像はありませんでしたがどさくさに紛れて三蔵に甘えてたみたいです。悟空なんかイヌになってたというのに、ひとり何かとオイシイです。
 双六一番上がり勝ち逃げかと思われた八戒さん、きっちりの数字で上がれなかったものだからなんと真っ先にリタイア、ゲームの駒にされてしまいましたよ。緑の服来たモノクルの駒。この駒使ってゲームしたら世界が終わるまで解けない呪いにかかりそうです……!
 八戒に続き、三蔵が壁に生き埋めにされかかります(深夜なんだから、ごつごつ埋められるんじゃなくて、触手系のやんらしー引きずり込まれ方にすればよいのに…!)。悟浄は底なし沼に躯が沈んで行きます。最後に残った悟空の賽子が、きっちりと上がりの数字になれば全員が解放される筈。無情にも賽子は外れ数字に ─── 。
『ガウン!』
 壁に飲み込まれかけた三蔵のS&Wが火を噴き、定まりかけた運命の数字が覆る。悟空が双六上がりになったことから、三蔵達や、今まで呪いでコマにされていた村人達の呪いが解ける。呪いを解いた三蔵達は「酒持ってこい」「煙草持ってこい」とお大尽様扱いでめでたしめでたし。
 こぢんまりまとまった、三蔵ご一行活躍の巻ー、なお話でした。ギャグもありましたが、三蔵が賽子狙撃するなんて、「三蔵らしさ」が感じられます。悟空が運命の賽を投げ、三蔵がそれを覆す。なんて、素敵。
 ……これで三蔵の森の妖精姿がミニスカであったなら。ひらひらすけすけだったなら。ぱんちらとかもしてくれたんだったなら。ナマ脚拝ませて頂けたんだったなら。言うこと無かったんですが。
 次週は悟浄が出会った、禁忌の赤い髪を持つ女性のお話。女性が観世音菩薩の変装に見えたのは、置いておいて。 
 予告編を読み上げる八戒さん。
 『次回の最遊記は大人の最遊記。アダルトな雰囲気でお送り致します』
 ……アダルトってアダルトって。今度こそ深夜枠的あだるてぃーを期待しちゃってよろしーんでしょうか? ミニスカひらひらすけすけ触手求む。<無理

040507 『ガンロック第6話感想』

「ビデオ録画に尽く失敗し、録画開始動作の確認をして、結局深夜放映アニメまでリアルタイムで見てしまう」派のワタクシです。深夜2時開始の今夜も同じくー。眠いんですが今夜のアニメも絵がきれいで嬉しかったですー。幸福の沸点低い自覚は先週しっかりしたのですが、もうとにかく、アニメ最遊記で絵がきれいというだけで、しみじみと嬉しいです。
 作画:前半原作忠実きれい絵、後半開始直後に少し「マデン」の香りが漂ったものの、ニィvs紅凱児のラボのシーンはきれいでした! 肝心の、見せ所部分の絵が乱れなかったことがとても嬉しいです。テンポ: や、これもう、そういう流れ求めるアニメじゃないし。動き: や、これもう、そういう流れ求めるアニメじゃないし……先週よりよかったです。普通の「動きのないアニメ」並にはメリハリ効かせてたです。あの、タメがあって一気に動くっていう、基本的なヤツね。
 画像も話の流れもやっぱし原作忠実。ほんと善し悪しなんだけれども、ストーリーの流れの重要な部分に極端な乱れが無いということに安心感抱きました。ここを改悪されたらサイユウキじゃなくなっちゃうーっていう恐れ不安感の無いアニメ。持ち上げたりケナシたり極端だけれども、マデン、リロとぴ●ろの改悪(「こんなこと絶対悟空言わない」「こんなん三蔵じゃない」「三蔵と悟空の絆てそんなんじゃないだろう」みたいなアニメオリジナルエピソード挿入ナド)が続いた後なので、ぞっこん惚れたという場面が原作忠実であることに安堵感。
 紅劾児の傍にいることを選んだやおねちゃん、独ちゃんと、三蔵一行の4人の対決。久々登場の炎獄鬼! 久々登場のバックの梵字(?)!! 相変わらずうねうねしてやがりました。炎獄鬼に崖下の川に落とされた三蔵達、「おぼえてろー」みたいな捨てぜりふ吐いて川流れ…(悟浄似合ってた…)。ニィ・健一のラボに乗り込み李厘ちゃんを取り戻すまでが今週のガンロック。
 どーゆー訳だかリロのニィ・健一が貧そうな顔つきで、個人的に気に入らなかったのですが、ガンロックになってからはムサくて顎も皮肉そうで、攻め様っぽく安定している? ような気が致します。
「虫みたいだ」
 の台詞も、実際に声を出したのか心の呟きだったのか判らない辺りもよかったです。
 ニィ・健一(=烏哭)のクローズアップがあったということは、これからニィ・健一の闇も描かれるのでしょうか? ニィ・健一という存在、師匠と烏哭、烏哭とカミサマ、これらの繋がりを三蔵が知るところまで、アニメ最遊記「ガンロック」では掘り下げてくれるのでしょうか? 原作では描かれぬ部分なだけに、アニメならではの解釈、切り口を期待してしまいます。
 来週は25:30でいいんだよね、ガンロック。見よ。
 今週の目玉: 関氏の鼻すすり萌え。可愛かった。「すんっ」って感じ。一体どんな顔して関氏がマイクの前に立ったのか、そんなところで萌えてます。かかか可愛いよ、恐ろしく可愛いよ。
 次週はオリジナルエピソード、絵はどうやらマデンクラス!? ふはは、ここんとこ動乱が無かっただけに、却って楽しみです。何をやらかしてくれるんだろーーー





《HOME》

club "Are you 83 LOVER?"