BLOWIN' - 5.5 - 
八戒いい目編
 突然の夕立に、三蔵はジープの座席に立ち上がった。
 ちりちりと灼ける肌に、雨は染み込むように降り注ぐ。分厚い雲を通して、筋になった陽光が滴を輝かせる。
「冷てー」
 悟空が両手を広げた。
「コレ、あっちゅう間にニコチン毒の固まりね」
 火の消えたハイライトを銜えたまま、それでも悟浄は天を仰いだ。
 熱気を持った大地が雨に冷やされて行くのを肌で感じ、大粒な雨が額と頬を叩くのが、八戒には心地よく感じられた。
 純白の被布が、雨を含んで落ちる。
 八戒が被布を手に取り振り向くと、三蔵は尚一層天を振り仰ぐ所だった。法衣が貼り付き、しなやかな身体の線を透かせる。ふと、まとわりつく袖も気にせず、額にかかる金糸を掻き上げた。
 無駄のない、腕や肩、背中のラインが、より撓って鮮明に八戒の目に焼き付く。
 白い額に、僅かに開いた唇。流れるような髪。

 歓喜の表情

 表情を余り出さない三蔵の官能に近い表情に、一瞬八戒の胸が高鳴った。

 その日の午後に到着したのは小さな町だった。街路には作物を積んだ屋台が並んでいる。
「さんぞーお」
「却下」
 積まれた果物を指さす悟空に、振り返りもせず三蔵は答える。
「まだ何にも言ってないじゃん…」
「あれが食いたい、これが食いたい、以外のことを言うとは思えん。宿の確保が先だ」
「…宿、取れたらいいの?」
「後で買い出しには行くだろう」
「やたあっ!」
 あっさりと承諾する三蔵の機嫌の良さに、八戒はくすりと笑みをこぼす。
「…なんだ?」
「いえ、別に。買い出しの前に、着替えはして下さいね。雨に濡れた生乾きですからね」
「ああ」

 宿にふたり部屋をふたつ確保した八戒は、忙しく働き出す。
「悟空!洗濯機借りられるんですって!濡れた服と、汚れ物、このカゴに入れちゃって下さいね。速攻で洗濯したら、今日中に乾かせると思いますから…。……悟浄」
「うわっと」
「あなた今逃げようとしたでしょう。着替えたら買い出しに行って下さいね。今必要なものをメモしますから…」
 こっそりとドアへと向かおうとした悟浄は、そのままメモを書き出す八戒の手許を覗き込んで、呻き声を上げた。半乾きのシャツを脱ぎながら、悟空が呆れ顔を見せる。
「悟浄、八戒から逃げられるワケないじゃん。…あ、八戒、静かに怒ってる?買い物メモ、缶詰に、水に、燃料に…重たいモノばっかじゃん」
「気の所為ですよ、悟空。…ま、可哀想だから、燃料は明日の出がけにジープで行くことにしましょうか」
 にっこりと笑いながら、八戒は走り書きのメモを悟浄の胸に押し付けた。
「…って?お前は行かないの?」
「僕は洗濯がありますから…。あ、汚れ物はこのカゴにね。後で受け取りに来ますから」
 文句を言いかけて止める悟浄と笑う悟空を背に、もうひとつの部屋へと移動する。

「…三蔵。着替えて下さいって言ったじゃないですか」
 窓辺の椅子には数日分の新聞を抱え込みながら、マルボロを灰にし続ける三蔵が座っていた。
「ん…今着替える。コレ、吸い終わってからな」
 はだけた法衣と、眼鏡と煙草と新聞。
 三蔵の最もリラックスしたスタイルに落ち着いてしまっている。     これはせっつかないと、自分から動くようには思えない     と、八戒はこれ見よがしにため息をついた。
「!?」
 目線を落としたままだった新聞を、先ず取り上げる。
「てめェ、読んでる途中だぞ!返しやがれ!」
 立ち上がる三蔵の肩に、八戒はにっこり微笑みながら手を置いた。
「僕も急いでるんです。…じゃ、このまま読んでていいですから、大人しくしててくださいね」
 新聞をテーブルの上に広げると、三蔵は思わずそちらに目線を走らせた…
「…おい」
 勝手に三蔵の手甲を外そうとする八戒に、三蔵が低い声を出す。
「そのまま読んでて良いんですよ。僕がお着替えさせて上げますから」
「冗談じゃねェ…」
 慌てて自分で服を脱ごうとする三蔵の様子に、八戒はくすくすと笑い出す。
「僕のことはお気になさらず…。新聞、この宿のですか?さっさと読んでさっさと返さないと…」
 背後から三蔵の腰に腕を回し、帯を解く手を止めさせる。そのままうなじに接吻けながら、両腕の手甲を外して椅子の背に掛ける。
「…お前またヘンなこと考えてるな…」
 呆れた声の三蔵は、それでも本当に新聞に目を落としていた。
「気にしないで下さい」
 言いながら八戒は、うなじからノースリーブの肩口まで唇を滑らせ、華奢に浮き上がる鎖骨に歯を当てた。腰に回した腕が強められ、引き寄せられた三蔵は上半身を逃がそうと新聞の拡がるテーブルに腕を突く。
「あ。これは思った以上に煽情的な姿かもしれませんねえ…」
「この…!」
 肩にかかる熱い吐息と唇に、ため息混じりの声が応えた。

 帯が解かれ法衣が落ちる。
 八戒は唇を離さぬままアンダーの裾から片手を侵入させた。ゆっくりと肋を数えるように脇腹を撫で上げると、めくれ上がって行く黒のアンダーウェアに眩しい程の白い素肌が露わになる。
 乾いて暖かな掌に与えられる感触に、三蔵は身を震わせた。
 八戒が敏感な桜色の突起を、爪先でなぶった。微かに鼻に掛かった吐息が三蔵の唇から漏れ、半ばまで現れた背が誘い込むような陰影を浮かべ撓る。
 八戒は薄く血色を浮かべる耳朶を唇に挟み込もうとした。
「…てめェ。何がお着替えだ…」
「ちゃあんと着替えさせてあげますから、新聞読んでていいんですよ?」
 耳朶を囓るように囁き、摘み上げる刺激を強くする。躯を捩らせ逃げようとする三蔵を、八戒はまた強く引き寄せた。
「ンっ……!」
 押し付けられた欲望に、三蔵は反射的に仰け反り呻きを漏らす。
「三蔵」
 耳元で囁かれる、優しく、宥めるような声。
「三蔵。目を瞑っちゃ駄目じゃないですか。ちゃんと読んでてくださいね。宿の新聞、早く返さないと皆さんが困るでしょう…?」
 熱い吐息と共に囁きながら、胸元への刺激を止めずに、欲望の証を強く強く押し付ける。

「ンあっ」
 背後から強く押し当てられる熱い塊に、あえかな声が上がった。テーブルに突いた掌の指が、しがみつくように曲げられる。
 敏感な胸の突起をなぶられ続け、肩口に埋められたままの唇に翻弄されて、三蔵の息は乱れていた。唇と舌の這う感触に快楽の震えが走り、その揺らぐような感覚に流されかける度に、胸元への刺激が強められる。…爪を立てられる。
 痛みを伴う甘美に、快楽の波に乗り切れずに引きずられる。
 三蔵の神経は、八戒のもたらす感覚だけに捕らわれていた。
 吐息混じりの唇と、ひと時も休むことのない意地悪な爪先、脈打つ欲望の訴え。
 急に腰骨を手荒く掴まれ、脈動のままの動きを押し当てられた。布地越しの欲望が生々しい熱さに感じられる程、三蔵の意識がそこへ集中する。
 三蔵は、吐息を抑制することを止めた。自分を突き上げる欲動のリズムに、追い立てられるままの呻きを上げる。
 背筋ごと反らされた首筋に、覆い被さるようにして八戒が囁く。
 上気した肌の芳しさに、乱れた金糸から垣間見える唇に、もたらされるものを余さず甘受しようとする肉体に、囁きかける。
「…こんなに、何も考えられなくなっちゃうくらいに乱れてても、どうしてあなたって人はきれいなんでしょうね…」
「っアん…ッ」
 首筋にかかる熱い吐息に、三蔵はテーブルに突いた腕を折った。伏した肢体が、降服を伝える。レンズ越しに長い睫毛を震わせ、訴えるように開かれた唇の横顔が、八戒の目には酷く蠱惑的に映った。

「三蔵、それじゃ新聞読めないでしょう。…新聞がくしゃくしゃになっちゃいますよ」
「…てめ…八戒…。まだそんなこと……もう、いいだろ。こんなじゃ、どうせ読めやしねェよ」
 紅に染まる目元を少し悔しげに上向かせ、三蔵はテーブルの上に広がったままの新聞を払い落とした。
 ばさり、と音を立てて新聞が部屋中に舞い広がる。
 再び突っ伏す三蔵の吐息が、磨かれたテーブルの表面を曇らせた。
 ぎりぎりまで捲り上げられた黒いアンダーウェアは、暴かれた白い素肌をただ淫猥に引き立るだけだった。剥き出しになった腹も、八戒の指に弄ばれて充血した突起も、今は冷たいテーブルに押し付けられている。
 眼鏡を鬱陶しげに外しかける手を八戒に留められ、ほんの僅かに首をよじり八戒を見上げる。
「てめェだって、あんなだったじゃねェのかよ。…こんなにまだるっこしいコトばっか続けてんじゃねえよ」
 躯をひねり起きあがると、ゆるゆると八戒のジーンズへと手を伸ばした。
 震える指が八戒のジーンズの前を広げ、そのままそそり立つ欲望に絡められる。掌に直に触れる脈動に三蔵は一瞬息を詰め、平静を装うとする表情を、微かに寄せられた眉のラインが裏切る。
「三蔵。今のあなた、凄まじく色っぽいですよ。こんなに切ない顔して、裸よりヤらしい格好して、僕のものに手をかけて…。先刻あんなに焦らしたから、あなたのここも限界でしょうにね」
 つ…、と長い指先が三蔵の欲望をジーンズ越しに撫で上げた。その微かな刺激にも、より強い刺激を求める三蔵の腰が揺れる。
「判ってんなら、何とかしやがれ。てめェがオレにこーゆー格好させてるんだろうが。てめェの見たいモン、好きなだけ見せてやってんじゃねェか。責任取れ、…は…やく」
 口調を、掠れる声がまた裏切る。
 快楽の渦に巻き込まれつつも、まだ虚勢を張ろうとしている三蔵が、八戒にはとても愛しくきれいに見えた。
「本当にあなたって人は可愛らしい人ですね。とてもきれいで、意地っ張りで。…折角『早く』ってねだってくれたけど、もっともっときれいなトコロを見せて欲しくなっちゃいますよ…」

 骨格の薄い顎に触れる八戒の掌が、貴重な宝石を扱う丁寧な仕草でそれを包み込む。
 掌の中の薄く開かれた唇に、八戒はついばむような接吻けを繰り返した。すぐに離れる唇を三蔵の舌が追いかけ、また掠めるように近付く唇がそれを挟む。
 熱をはらむ接吻けの合間に、八戒が囁く。
「ねえ。そのきれいでハシタナイ舌で、シて…?」
 一瞬の間をおいてから三蔵は床に跪いた。
 テーブルに寄り掛かる八戒の猛るものに、唇を寄せる。絡められた指が一瞬止まり、接吻けに濡れた唇が開かれ薄い舌が現れる。躊躇いがちにゆっくりと八戒の先端に触れ、…撫で上げ、含む。
 熱い口腔に己を飲み込ませた八戒は、満足げな吐息を吐いた。 
 見下ろす三蔵は、金色の睫毛に翳りを帯びる瞳をうっすらと開いていた。
 眼鏡をかけたままの奉仕に、日常と非日常の境目が危うく感じられ、硬質なガラスを透かす欲望の煌めきが、なお八戒を駆り立てる。
 その表情を露わにしようと、八戒は三蔵の額に被さる金糸に指を通し、掻き上げた。
 白い額に時折眉が寄せられ、濡れて紅みを増した唇が、自分のものをくわえ込み上下するのを眺める。すっかり露わになった華奢な顎のラインが、限界まで開かれて自分の肉を迎え入れる様子が、八戒の情欲を高める。
 三蔵は自分の口腔内の欲望の塊に熱心に舌を這わせた。飲み込む肉が訴えるあからさまな欲情が熱を増して行くように、丁寧に、淫らに舌を遣い、唇で締め付ける。
 口腔内の脈動に、三蔵の思考が奪われて行く。育って行く肉欲の存在感を唇に感じ、躯の記憶が期待感となって、脊髄にしびれを走らせる。
 勤勉な舌が精通の道を辿り、また先端に絡み付いた。唇が離れ、白い歯がくすぐるように刺激する。八戒のものに絡められたままだった指が締め付けられ、充血に硬度は増す一方だった。続けられる局部的な刺激に、八戒はくぐもったような息を吐く。
 三蔵が、唇で奉仕したまま八戒を見上げた。
 挑発的な視線だった。
「…そんな目で見て…知りませんよ…?」
 髪を掻き上げたままだった指に、八戒は力を込めた。金色にけぶる頭を抑え付け、動く。
 口腔を好きなように犯す肉に、三蔵は眉を苦しげに寄せた。喉の奥への刺激に、噎せ掛けて涙をにじませる。反射的に押し返そうとする舌の動きは、反対に八戒に狭い肉を犯す快楽を与るばかりだった。それでも、八戒の欲望に歯を当ててしまわないように、三蔵は懸命に顎を開いていた。
 さらけ出された従順な顔に、八戒の欲望が加速する。
「ああ、苦しいんですね。可哀想に、こんなに熱くなって、泣いちゃって…。なんてきれいな表情なんでしょうね…」
 三蔵の髪に絡む指が力を増し、唇と喉の奥への摩擦が早められた。苦痛と息苦しさに、八戒の脚にしがみつく三蔵の爪が、食い込む。
 熱が、三蔵の喉の奥で迸った。脈動に合わせての最後の摩擦が口腔に与えられ、三蔵はそれを全て飲み込めずに思い切り仰け反る。

 濡れた唇からこぼれた肉が、三蔵の口元に白濁を放つ。
 飲み込み切れなかった白濁も、紅い唇からこぼれ滴る。

 喉を塞ぐ苦痛から解放されても、三蔵の息は乱れたままだった。未だ潤む目元が、蘭の花の芳しさを思わせる色香を放つ。
    何もかも忘れて吸い寄せられそうですよ」
 八戒は脱力して床に手を突く三蔵を支え、テーブルに腰掛けさせた。胸元に飛沫を見つけ、散々苛んだばかりの桜色の突起になすり付ける。
「ふっ…ア」
 後ろ手に躯を支えながら、薫る肢体が弓なりに反った。覆い被さる八戒の躯にしどけない脚が絡み付く。
「随分お預けをくらわせちゃいましたからね。今度は、大事に大事にしてあげますよ。あなたの一番して欲しいことを優先でね」
 優しい声音が三蔵の神経に毒のように染み込んで行く。
 長い指がジーンズにかけられ、待ちかねていた解放に三蔵は甘い吐息を吐いた。
 躯をゆっくりと倒されながら、自分を抑え込む躯に白い腕を差し出す。情欲を訴える指を、黒髪に差し込む。

 テーブルの上に汗ばむ躯を広げながら、神経を蕩かすような声が上がった。
「なんか…喰われてるみてェ」
「…極上の、果実みたいですよ。滴るような。全て喰らい尽くしたくなる…」
 快楽の蜜の溢れる果実と、罪びとの唇とが、密やかな逢瀬に悦んだ。

 爽やかな風がカーテンを揺らした。
「…んー…。あれ、俺、いつの間に寝ちゃってたんだろー」
 悟空はベッドに手を突いて身を起こした。
「お     。着替えてすぐに、がーがーいびきかいてたぜ。おこちゃまはいつでもお昼寝出来ていーわねー」
 もうひとつのベッドに座り込み壁に寄り掛かった悟浄が、紫煙を吐きながら応えた。
「誰だって眠たきゃ昼寝くらいはするじゃん…。って、のんびりしてたら先刻の屋台、帰っちゃうじゃん!買い出し行かなきゃ!なんで悟浄、起こさなかったんだよ!?八戒怒るぜ?」
「あ     。八戒ね。八戒」
 諦めたような顔で天井を眺める悟浄に、悟空は不審を感じた。見回した室内に、先程自分の脱いだ衣服が入ったままのカゴが置かれていることに気付く。
「…八戒、どうしたの?洗濯急ぐって言ってなかったっけ?」
「ん     ?なーんか他の用事でも出来たんじゃねえのー。…結構見境いねえみたいだし。ま、昼間の雨に濡れた三蔵サマって、かなり刺激的だったしなあ…」
「???」
 冷たい雨を受けようと天を向いた三蔵の顔と、濡れた法衣の貼り付いたその姿態が、儚くしなやかに感じられたことを悟浄は思い出した。いつもとは違う三蔵の表情は、悟浄にもなまめかしく見えた。
 自分の友人が、酷く独占欲の強いタイプであることを改めて思い返す。

 きょとんと見つめ返す悟空に、悟浄は気の抜けた笑いを返した。
「買い出しに行こうにも、カードまだ受け取ってなかったんだよなあ。なーんか、サル叩き起こしてまでして、急いで買い出しに行く気も、起きなくってなあ」
「何だよっ。カードだったら三蔵から受け取ればいいんじゃん。早くしないと日が暮れ…」
「ヤメとけ?悪いコト言わないから、今はヤメとけ?」
 悟浄が真剣な表情で留めた。ぶるぶると首を振っている。
「…ああ。もう面倒くさいから、飯でも食いに行くか。たまにゃおごってやっから大人しくしろ?…買い出しは明日に回しても、絶対ェ八戒怒らないから!屋台の桃?西瓜?何でも買ってやっから、とにかくもう何も聞くな?」
「え♪本当にいいのかよ…、って、何が何やら判んねえんだけど、俺」
 部屋を出る悟浄に走って付いて行きながら、悟空は首を傾げ続けていた。















 終 







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◆ アトガキ ◆
BLOW'IN番外「八戒イイ目編」…というか「ヤってるだけ編」です
…本編よりも力の入った、この長さ!(笑)
ううう。「緑の風に喜ぶ三蔵サマを思い出して下さい」なんてことを、本編の最後に書いてしまったことが悔やまれますね
着替えてまっ白なシャツを風になびかせる三蔵サマを書く予定だったんですけどねえ…
お着替えの途中で終わっちゃいましたねえ…
「三蔵至上」を目標に書いていた反動が出たものと思われます
あ、八戒さんが堪ってたんじゃなくて、よしきが堪って…(自爆)
BLOW'IN、これがラストです(笑)お付き合い頂きありがとう