from　三蔵

そういえば、いつも俺の後ろにはお前がいたな。
ずっと変わることのなかった、あのふてぶてしい笑顔で。
俺が道を失いかけた日も、そうでない日も。

知ってしまったら取り返しのつかない”禁断の果実”を俺に教えたのも、お前だった。

裏切るコトの罪深さを、知った。
信じるられるコトの強さを、知った。
イヤになるほど一緒にいたな。多分、最期まで一緒にいるだろうな。
・・・覚えていてやるよ、数え切れない昼と夜をお前と過ごしたコト。

俺も、お前も、大事な人を亡くした。
唐突に、残酷に。
でも、出会ってしまった。


キズついたことも、キズつけたこともある。
それでも、俺達は前に進んでいく。


お前が、いるから。

from　八戒

貴方の後ろに僕はいたと思っていた。
でも、僕の後ろに貴方がいた。

不機嫌に、眉間をよせて。
でも、不器用に笑ってくれたね。
ずっと、後ろにいてくれたね。
疲れて、立ち止まりそうになった日も、嬉しかった日も。

この両手には抱えきれない愛を教えてくれた。

ささいなコトで傷つけて、裏切りかけた僕。
なんて罪深いんだろう。
“信じる”“信じられる”コトはなんて強いんだろう。

数え切れないほど貴方といた昼と夜。
胸に刻みつけて。

大事な人と別れ、大切な人と出会った。
キズつけて、キズついて。
それでも僕らは歩いていく。


貴方が、いるから。
貴方の後ろに僕はいたと思っていた。
でも、僕の後ろに貴方がいた。

不機嫌に、眉間をよせて。
でも、不器用に笑ってくれたね。
ずっと、後ろにいてくれたね。
疲れて、立ち止まりそうになった日も、嬉しかった日も。

この両手には抱えきれない愛を教えてくれた。

ささいなコトで傷つけて、裏切りかけた僕。
なんて罪深いんだろう。
“信じる”“信じられる”コトはなんて強いんだろう。

数え切れないほど貴方といた昼と夜。
胸に刻みつけて。

大事な人と別れ、大切な人と出会った。
キズつけて、キズついて。
それでも僕らは歩いていく。


貴方が、いるから。